ニュース 次期『Battlefield』では破壊表現がさらに進化

次期『Battlefield』では破壊表現がさらに進化

著者 : Amelia Sep 11,2025

破壊は長らく『Battlefield』シリーズの代名詞であり、DICEは次回作でさらにダイナミックな瓦礫生成システムを導入し、このカオスを進化させようとしている。

スタジオは先日、次期『Battlefield』の新要素を紹介する動画と「Battlefield Labs Community Update」を公開。プレアルファ版の映像では、爆発で建物の側面が崩壊し、新たな通路が形成される破壊メカニズムが焦点となった。

今回は破壊システムに特化したBattlefield Labs最新アップデートをご紹介! 壁を破壊して建物内を素早く移動できるプレアルファ版の破壊事例をチェック。全文はこちらから #Battlefield pic.twitter.com/bgDcPgZRbg

— Battlefield (@Battlefield) 2025年4月18日

破壊システムが生み出す創造的なゲームプレイの可能性について、DICEはコミュニティアップデートで「環境を再構築できる深みの追加」に注力していると強調。壁を破壊して奇襲を仕掛けたり、目標地点への新ルートを確保したりする戦術的破壊が戦況を一変させ得る。

「破壊可能なオブジェクトには視覚/聴覚的フィードバックを徹底し、プレイヤーが直感的に環境を『編集』できるように設計中です」とDICEは説明。「破壊を戦場の核心要素とし、世界を自らの手で変えられるという没入感と戦術的回报を追求しています」

壁などの構造物には多様な影響が適用される――爆発は当然として、銃撃でも徐々に破損が進み、貫通射撃が可能に。効果音で破壊の進捗が分かる仕組みだ。

破壊の痕跡は戦場に永続的に残り、崩壊した建物の瓦礫は即席の掩蔽物として機能する。次回作では「破壊」が一層重要なゲームメカニクスとなることが明らかだ。

「Battlefield 6」(非公式名称)の開発は順調に進行中。正式な詳細は少ないものの、リークされたゲームプレイ情報がファンの期待を掻き立てている。シリーズは現代戦争設定に回帰し、EAの2026会計年度(2025年4月~2026年3月)内でのリリースが予定されるが、競合タイトルの発表次第では日程が変更される可能性もある。

新章に向けた大規模な投資が行われている本作は、破壊システムの完成度向上という観点からも、正しい方向性に向かっていると言えそうだ。